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環境情報学府生が、第36回日本セラミックス協会 関東支部研究発表会で「優秀賞」を受賞

受賞情報

2020年9月17日(木)、オンライン開催された「第36回 日本セラミックス協会 関東支部研究発表会」において、大学院環境情報学府 博士課程前期1年三觜佑理さん (指導教員: 伊藤暁彦 准教授) が、「優秀賞」を受賞しました。

発表題目は、「MOCVD 法を用いた Al2O3-Y2O3系複合膜の合成における原料組成が微細組織に及ぼす影響」です。共晶セラミックスは、共晶反応による秩序構造を形成し、機械的、熱的、光学的に優れた特性を発現します。これまでこのような秩序構造は、液相からの溶融凝固組織として知られてきました。三觜さんは、アルミナ-イットリア共晶系の有機金属化学気相析出 (MOCVD) に関する研究を重ねる中で、気相からの秩序構造の形成を見出しました。これは、気相成長複合材料の実現に向けた有力な実験結果です。三觜さんの優れた発表内容およびプレゼンテーション能力が高く評価され、今回の受賞となりました。

尚、本研究成果の一部は、日本学術振興会科研費および横浜工業会学術研究推進援助の支援を受けて得られたものです。

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