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環境情報学府生が、公益社団法人 日本セラミックス協会「最優秀発表賞」を受賞

受賞情報

 2021年9月1-3日、オンライン開催された「日本セラミックス協会 第34回秋季シンポジウム」の特定セッション「クリスタルサイエンス」において、大学院環境情報学府 博士課程後期2年の松本昭源さん (指導教員: 伊藤暁彦 准教授) が、「最優秀発表賞」を受賞しました。 発表題目は「Ce3+添加Lu3Al5O12厚膜蛍光体の高速化学気相析出とその発光特性評価」です。X線による工業製品の透視検査は、内部の欠陥を非破壊で検出できる手法です。X線の可視化には無機固体シンチレータが用いられますが、検査画像の空間分解能を向上させるために、シンチレータの厚みを薄くする方法が研究されています。一般に、無機固体シンチレータは大型結晶として育成されるため、これを薄片加工するには大きなコストを必要とします。  
 松本さんは、厚膜形状のCe3+添加Lu3Al5O12シンチレータを、化学気相析出法を用いて高速合成することに成功し、そのシンチレーション特性を報告しました。本研究成果は、高分解能X線イメージング装置向け厚膜シンチレータの迅速製造プロセスとして活用されることが期待されます。松本さんの優れた研究成果およびプレゼンテーション能力が高く評価され、今回の受賞となりました。
 なお、本研究成果の一部は、日本学術振興会科学研究費補助金、横浜工業会学術研究推進援助、笹川科学研究助成、環境情報研究院共同研究推進プロジェクトの支援を受けて得られたものです。


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