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環境情報学府生が第35回 日本セラミックス協会 関東支部研究発表会で「最優秀賞」を受賞

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受賞情報

受賞風景

賞状

2019年9月3日(火)〜4日(水)、つくば国際会議場で開催された「第35回 日本セラミックス協会 関東支部研究発表会」において、大学院環境情報学府 博士課程前期2年 松本昭源さん (指導教員: 伊藤暁彦 准教授) が、「最優秀賞」を受賞しました。

発表題目は、「単斜晶 HfO2 膜の化学気相析出とマイクロカンチレバー法による機械的特性評価」です。航空機向けターボファンエンジンの高性能化と信頼性向上のためには、エンジン部材への耐環境性セラミックスコーティング技術に加え、セラミックス被膜自体の機械的特性を評価できる技術の開発が必須となります。松本さんは、高温構造材料として期待される単斜晶HfO2の化学気相析出に関する研究を進める中で、単斜晶HfO2が自発的に結晶方位を揃えて気相成長する自己配向成長効果を見出しました。さらに、このHfO2厚膜のイオン研磨断面に、集束イオンビーム加工技術を用いて微小のカンチレバーを作製することで、被膜を構成するHfO2結晶ひとつひとつの機械的特性を測定することに成功しました。松本さんの優れた発表内容およびプレゼンテーション能力が高く評価され、今回の受賞となりました。

尚、本研究成果の一部は、日本学術振興会科研費・基盤研究 (B) (17H03426)、基盤研究 (A) (17H01319) および横浜工業会・学術研究推進援助の支援を受けて得られたものです。


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